■ キヤノン/Canon PowerShot Pro70
 現在のデジカメには無いデザインが魅力の初期モデル群の中で、キヤノンのPowerShot Pro70と90は以前から気になる存在でした。 特にこのPro70は奇妙を超えて異様とも言えるデザインで、珍品好きの私を惹き付けるには十分な魅力を持っています。 ほどなく程度の良さそうな元箱付属品一式付きのPro70が、2200円でサルベージ出来ました。 NB-4Hという日本国内では廃番となった電池が少々不安ではありますが、CF2本挿しや可動式液晶モニターなど現代に生き延びる為の最低限の装備はあります。(電池は緊急用に2CR5も使用可) グリップは厚みがあり握り難く、見た目よりもカメラを大柄に感じさせています。 明るいレンズと当時としては大き目のCCDのおかげでしょうか、168万画素の実力は想像以上で下手な300万画素クラスなら十分張り合える結果だと思います。 3:2比率の画像サイズもちょっと本格的でいいですな。 お気に入りの1台になりました。 テスト撮影の結果は以下のとおり。(2008年4月9日掲載)


発売 1999年11月 撮像素子 168万画素 1/2"CCD(有効160万画素) 撮影モード シングル/連写(max.4画面/sec.) 記録画素数 1,536×1,024 pixel(Large モート゛) 768×512 pixel(Small モート゛) 階調再現性 24 bit カラー 感度 ISO 100(低輝度時:ISO200)—Large ISO 200(低輝度時:ISO400)—Small 記録媒体 CF(Compact Flash)カード (キヤノンブランド品4MB/8MB/15MBを推奨) 画像圧縮方式 JPEG ファイルフォーマット CIFF(Camera Image File Format) 記録モード Fine/Normal/CCD Raw-非圧縮モード 記録可能枚数* (8MB CF使用時)・1,536×1,024 ファインモード時:20枚・1,536×1,024 ノーマルモード時:40枚・1,536×1,024 CCD Rawモード :3枚 音声記録 WAVEフォーマットにて可 レンズ 6(W)-15(T) mm F2.0(W)-2.4(T) →35 mm Film 換算 28(W)-70(T)mm レンズ構成 9群13枚 (非球面レンズ2枚) 絞り値 F2.0(テレ端はF2.4)〜F8 ※NDフィルターによりF16相当まで対応 シャッター メカニカルシャッター+電子シャッター シャッター速度 1/2 〜 1/500秒(Large Mode) 1/2〜 1/8,000秒(Small Mode) フォーカス方式 瞳時分割TTL位相差検出 撮影可能範囲 12 cm 〜 ∞(テレ端) 32 cm 〜 ∞(ワイド端) 露出制御 プログラムAE/絞り優先AE 測光連動範囲 EV3 〜 17(Large Mode) EV2 〜 21(Small Mode) 対応ストロボ EOS用スピードライト220EX・380EX (アクセサリーシュー利用による) 調光方式 自動 ※外部調光センサー+CCD(TTL)によるハイブリット゛方式 光学ファインダー 2次結像式ズームファインダー 液晶ファインダー 2"低温ポリシリコンTFT PCインタフェース CFカード・RS232C ビデオインタフェース NTSC リモートレリーズ EOS用RS-80N3接続可 電源 専用Ni-MH電池(本体セットに同梱) 専用ACアダプター(本体セットに同梱) *リチウム電池2CR5(但し緊急用として) 大きさ 145(幅)×85(高さ)×132(奥行) mm 重量 約690 g (バッテリー・CFカード除く)
TOPへ戻る
TOPへ戻る